進化論は嘘 282

 

                     創世記46827

 

8 エジプトに来たイスラエルの子──ヤコブとその子──の名は次のとおりである。ヤコブの長子ルベン。

 

9 ルベンの子はエノク、パル、ヘツロン、カルミ。

 

10 シメオンの子はエムエル、ヤミン、オハデ、ヤキン、ツォハル、カナンの女の産んだ子サウル。

 

11 レビの子はゲルション、ケハテ、メラリ。

 

12 ユダの子はエル、オナン、シェラ、ペレツ、ゼラフ。しかしエルとオナンはカナンの地で死んだ。ペレツの子はヘツロンとハムルであった。

 

13 イッサカルの子はトラ、プワ、ヨブ、シムロン。

 

14 ゼブルンの子はセレデ、エロン、ヤフレエル。

 

15 これらはレアがパダン・アラムでヤコブに産んだ子で、それにその娘ディナがあり、彼の息子、娘たちの総勢は三十三人。

 

16 ガドの子はツィフヨン、ハギ、シュニ、エツボン、エリ、アロディ、アルエリ。

 

17 アシェルの子はイムナ、イシュワ、イシュビ、ベリアとその妹セラフ。ベリアの子はヘベル、マルキエル。

 

18 これらは、ラバンが娘レアに与えたジルパの子である。彼女がヤコブに産んだのは十六人であった。

 

19 ヤコブの妻ラケルの子はヨセフとベニヤミンである。

 

20 ヨセフにはエジプトの地で子どもが生まれた。それはオンの祭司ポティ・フェラの娘アセナテが彼に産んだマナセとエフライムである。

 

21 ベニヤミンの子はベラ、ベケル、アシュベル、ゲラ、ナアマン、エヒ、ロシュ、ムピム、フピム、アルデ。

 

22 これらはラケルがヤコブに産んだ子で、みなで十四人である。

 

23 ダンの子はフシム。

 

24 ナフタリの子はヤフツェエル、グニ、エツェル、シレム。

 

25 これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハの子である。彼女がヤコブに産んだのはみなで七人であった。

 

26 ヤコブに属する者、すなわち、ヤコブから生まれた子でエジプトへ行った者は、ヤコブの息子たちの妻は別として、みなで六十六人であった。

 

27 エジプトでヨセフに生まれた子らはふたりで、エジプトに行ったヤコブの家族はみなで七十人であった。

 

 

 

エジプト移住

 

            合計70

 

エジプトに移住した人数は、ヤコブを含めて70 人である。(1)レアの子孫が32 人。ルベンと4 人の息子たち(5 人)、シメオンと6 人の息子たち(7 人)、 レビと3 人の息子たち(4 人)、ユダと3 人の息子たち、さらに2 人の孫たち(6 人)。ユダの息子のエルとオナンはすでに死んでいた。3 人の息子とは、シェラ、ペレツ、ゼラフである(ペレツの子はヘツロンとハムルであるが、彼らはエジプトで誕生する)。メシアの家系は、ユダペレツヘツロンとつながっていく。イッサカルと4 人の息子たち(5 人)、ゼブルンと3 人の息子たち(4 人)。以上で合計31人である。それにディナを加えると、レアの子孫は32人となる。(2)レアの女奴隷ジルパの子孫が16 人。ガドと7 人の息子たち(8 人)、アシェルと4 人の息子たち、娘セラフ、2 人の孫たち(8 人)。(3)ラケルの子孫が14人。ヨセフと2 人の息子たち(3 人)、ベニヤミンと10 人の息子たち(11 人)。(4)ラケルの女奴隷ビルハの子孫が7 人。ダンと1 人の息子(2 人)、ナフタリと4 人の息子たち(5 人)。

 

 

           移住した人数

 

1)創世記4626 には、エジプトに移住した人数は66 人とある。ところが、27 節には、70 人という数字が出て来る。どちらが正しいのか。合計66 人とあるのは、70 人からヤコブ、ヨセフ、マナセ、エフライムの4 人を除いた数字である。ヨセフとその息子たちは、すでにエジプトにいた。(2)使徒714 には75 人とある。それをどう考えたらよいのか。旧約聖書のギリシヤ語訳である「七十人訳聖書」を見ると、創世記4627 と出エジプト15 には、75 人という人数が出ている。使徒714 は、その数字を採用したのである。75 人という人数は、70 人にヨセフの孫5 人を()した数字であろう(171427 参照)。

 

 

           私たちへの教訓

 

合計70 人というのはヤコブの家族の人数だが、実際の人数はしもべたちも含めると、300 人前後だと思われる。ここでのヤコブの行動から、教訓を学ぶことができる。彼は、信仰によって約束の地を離れた。家族全員を引き連れてボーダーラインを越えたのである。神の御心であるなら、「約束の地」を離れることもまた祝福である。【主】が共にいてくださる道こそ、最も安全な道である。私たちの人生にも、ボーダーラインを越えなければならない時がやって来る。

 

 

 

ハーベストタイムミニストリーズ Clayより