進化論は嘘 170

 

                      創世記2312

 

1 サラの一生、サラが生きた年数は百二十七年であった。

 

2 サラはカナンの地のキルヤテ・アルバ、すなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは来てサラのために(なげ)き、泣いた。

 

 

 

サラの死

 

            サラの一生

 

「サラの一生、サラが生きた年数は百二十七年であった」。(1)聖書の中で、死んだ時の年齢が書かれている女性は、サラだけである。その理由は、彼女の果たした役割が非常に大きかったからである。サラもまた、信仰の偉人である。(2)ちなみに、サラが死んだ時のアブラハムの年齢は137 歳、イサクの年齢は37 歳であった。(3)サラは、キルヤテ・アルバ(4 人の村という意味)で死んだ。そこは、後にヘブロン(友だちという意味)と呼ばれるようになる。アブラハムが「神の友」と呼ばれたために、アブラハムにちなんでヘブロンとなったのである。(4)サラが死んだ時、アブラハムは彼女のそばにいなかった。彼はベエル・シェバに住んでいたと思われるが、なぜ2 人が別居していたのか、その理由は分からない。(5)アブラハムはサラを埋葬(まいそう)するために、ヘブロンまでやって来た。約40km の距離を移動したのである。次にアブラハムは、サラを埋葬するための墓地を手に入れようとする。その内容は、次回学ぶ。

 

 

          サラをたたえることば

 

聖書には、サラをたたえることばが出てくる。サラの物語を終える前に、それを見てみよう。
「義を追い求める者、【主】を尋ね求める者よ。わたしに聞け。あなたがたの切り出された岩、()り出された穴を見よ。あなたがたの父アブラハムと、あなたがたを産んだサラのことを考えてみよ。わたしが彼ひとりを呼び出し、わたしが彼を祝福し、彼の子孫をふやしたことを」(イザ5112
「信仰によって、サラも、すでにその年を過ぎた身であるのに、子を宿す力を与えられました。彼女は約束してくださった方を真実な方と考えたからです」(ヘブ1111
「むかし神に望みを置いた敬虔(けいけん)な婦人たちも、このように自分を(かざ)って、夫に従ったのです。たとえばサラも、アブラハムを主と呼んで彼に従いました。あなたがたも、どんなことをも恐れないで善を行えば、サラの子となるのです」(1 ペテ356
サラの信仰から、(はげ)ましを受け取ろう。彼女は、不信仰のゆえに笑ったこともあったが、最後は神の約束を信じた。つまり、約束された神を真実な方と考えたのである。私たちは、信仰によって「アブラハムの子」であり「サラの子」である。私たちが信じている方は、約束されたことを必ず成就される。

 

 

 

ハーベストタイムミニストリーズ Clayより