進化論は嘘 142

 

創世記161516

 

15 ハガルは、アブラムに男の子を産んだ。アブラムは、ハガルが産んだその男の子をイシュマエルと名づけた。

 

16 ハガルがアブラムにイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった。

 

イシュマエルの誕生

 

 

命名

 

 

「ハガルは、アブラムに男の子を産んだ。アブラムは、ハガルが産んだその男の子をイシュマエルと名づけた」。(1)【主】の使いの預言通りに、ハガルは男の子を産んだ。注目すべきは、ハガルは実母であるが、法的な母はサライだということである。(2)命名したのは、アブラムである。ハガルがアブラムに自らの荒野での体験を告げ、イシュマエルという名にすべきだと進言していたことが分かる。アブラムはそれを信じ、その通りにした。
神のことば(預言)を、その通りに信じる人は幸いである。神が約束されたことは、時が来たなら必ず成就するからである。聖書は、そのような例で満ちている。

 

 

アブラムの年齢

 

 

「ハガルがアブラムにイシュマエルを産んだとき、アブラムは八十六歳であった」。(1)アブラムの年齢は、86 歳であった。この年齢になって、やっと息子が与えられたのである。(2)しかしイシュマエルは、約束の子ではない。アブラムが約束の子を得るのは、それから14 年後のことである。私たちにはそれが分かるが、当の本人であるアブラムには、それが分からなかった。アブラムの信仰と忍耐心が試される年月が、これ以降も続く。
神は、アブラムを試されたのと同じように、私たちをも試される。「神の約束」は、人間の手によってではなく、神ご自身の時と方法によって成就する。その原則を理解することが、祝された信仰生活の秘訣である。新約聖書では、ガラテヤ42131 に、この秘訣がかかれている。パウロは、信仰義認の真理を教えるために、イシュマエルとイサクの関係を例に引いている。そこでは、イシュマエルは「女奴隷の子」として、イサクは「自由の女の子」として描かれている。「兄弟たちよ。あなたがたはイサクのように約束の子どもです。しかし、かつて肉によって生まれた者が、御霊によって生まれた者を迫害したように、今もそのとおりです。しかし、聖書は何と言っていますか。『奴隷の女とその子どもを追い出せ。奴隷の女の子どもは決して自由の女の子どもとともに相続人になってはならない』。こういうわけで、兄弟たちよ。私たちは奴隷の女の子どもではなく、自由の女の子どもです」(ガラ42831
私たちは、御霊によって生まれ、御霊に導かれて生活をする「自由の女の子ども」である。もし律法主義的な生活に陥っているなら、霊的には奴隷の子になっている。自由の子として、御霊に導かれた生活を送ろうではないか。

 

 

 

ハーベストタイムミニストリーズ Clayより