厚生労働省は17日付で、2016年に全国で新たにがんと診断された患者は延べ約99万5千人と発表した。
全国の医療機関に情報提供を義務づける全国がん登録に基づく、初の全数調査。部位別にみると、男性は胃(9万2691人)、前立腺(8万9717人)、大腸(8万9641人))、肺(8万3790人)、肝臓(2万8480人)の順。女性は乳房(9万4848人)、大腸(6万8476人)、胃(4万1959人)、肺(4万1634人)、子宮(2万8076人)の順。男女合計では大腸、胃、肺、乳房、前立腺の順だった。