iPS細胞から、がん免疫細胞「キラーT細胞」作製

人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から、がんを発見する能力を高めた免疫細胞「キラーT細胞」を作ることに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが発表した。マウスの実験で、がんを効果的に抑えることも確認した。新たながん免疫療法につながる可能性があるといい、16日の米科学誌電子版に論文が掲載された。