飲酒、赤ちゃんだけでなく妊婦自身にも悪影響確 認

妊婦が飲酒すると妊娠高血圧症候群になるリスクが高まるとの調査結果を、東北大学病院周産母子センターなどの研究チームがまとめ、7日発表する。赤ちゃんの先天異常や発達の遅れといった危険性はすでにわかっていたが、妊婦自身への悪影響が確認された。妊娠高血圧症候群は、妊婦の510%に生じるとされる。高血圧から脳出血、肝臓や腎臓の機能障害など重い合併症につながる恐れがある。