非喫煙でも「たばこ病」に 歯周病でリスク上昇

歯周病の人は、肺に炎症ができて呼吸がしづらくなる慢性閉塞性肺疾患(COPD)になりやすいことが、福岡県久山町の住民を対象にした九州大の大規模追跡調査でわかった。COPDは原因のほとんどが喫煙とされ「たばこ病」として知られるが、非喫煙者でも、歯と歯ぐきの間で増えた細菌が肺に入るなどして呼吸機能が低下する可能性があるという。