バーベル・バックスクワットをランドマイン・スクワットに代える
●理由
バーベル・バックスクワットは定番エクササイズの一つだが、背中にバーベルを担いで行う方法は動作全体をとおして脊椎に大きな負荷をかける。脊椎に問題がなければ危険視する必要はないが、大きすぎる負荷を頻繁にかけていると、脊椎
を傷めるリスクを招くことになる。それに対してランドマイン・スクワットでは、ウェイトを体の前に保持して行うので、脊椎の負担が軽減され、コアを安定させる筋群と脚の筋群の働きがより必要になる。
また、ゴブレットスクワットもウェイトを体の前に保持して行うので、これもすすめられるエクササイズだが、ランドマイン・スクワットのほうが重いウェイトを使うことができる。
●どのように行うか
プレートをつけたバーの先端をランドマインのアタッチメントに挿入するか、部屋の隅に押し当てて固定する。バーのもう一方の先端部を両手でにぎってあごの下に持つ。体重をかかとにかけて腰を落とし、大腿が床と平行になるまで体を沈め
たら、爆発的に立ち上がる。胸を張った姿勢を保って行うこと。