「ボディパート別に分ける一般的なスプリットでトレーニングしてい るのですが、時間を節約するためにプログラムをもっとシンプルに する方法はあるでしょうか?」

セット間の休息時間を2〜3分以内とする方法でトレーニングを行っているとしたら、スーパーセットを取り入れてみよう。
上体のトレーニング日に、まず押す動作(ベンチプレスなど)を行い、そのあとすぐに引く動作(ケーブルロウなど)を続けて行い、2種目(スーパーセットの1セット)を終えたところで90〜120秒休む。この方法で10〜15 分にわたって2種目を行う。

あるいは、トレーニング量(1回のセッションで上げるウェイトの総重量)に重点をおいて、ハードで効率的な方法をとることもできる。たとえば最大約10レップが完了できるウェイトを使って、8〜10 分にわたってできるかぎりレップ数をこな
す方法をとる。または、最大12レップのウェイトを使って、3〜5レップ(トレーニング経験に応じて)行って10 秒休む方法で限界まで続けるといった方法を試してみよう。

 

スーパーセットで鍛える
押す動作と引く動作のように、拮抗する筋群を使うエクササイズを組み合わせると、時間を節約して、よりしっかりと鍛えることができ、体を完全に消耗させることも避けられる(一方の筋群を働かせている間、もう一方は休むことができるので)。