糖質制限が心臓に悪影響を及ぼす、というのは大嘘

糖質制限否定派は、心臓に悪影響を及ぼすので危険、といったことを主張しますが、これは大嘘です。

私たちの体の中で、「赤血球」と「脳」の一部には、一定量の「ブドウ糖」が必要です。糖質制限をすると、私たちの体は、赤血球と脳に必要な量のブドウ糖を自らの肝臓でつくり出すようになります。これを「糖新生」といいます。

 

 

 

 

赤血球や脳とは真逆に「心臓」などは、もともとエネルギーとして「ケトン体」を好み、ブドウ糖は極力使いません。私たちの体の中のほかの多くの細胞も、エネルギーとしてケトン体(と脂肪酸)を使うことができますが、血液中にブドウ糖がたっぷりあるときはブドウ糖を使います。

 

 

 

たとえてみれば、「赤血球」はブドウ糖でしか動かない「糖質車」。「脳」はブドウ糖とケトン体の両方を使える臓器ですが、糖質を好む「ハイブリッド車」。「心臓」はほぼケトン体を使う「脂肪酸車」。「そのほかの細胞」は「ブドウ糖と脂肪酸(とケトン体)のどちらも利用できるハイブリッド車」。

 

 

つまり心臓にとっては糖質ではなく、ケトン体が必要なのです。これは机上の空論ではなく、自らの体験でも立証されています。心臓に問題のある人、即刻、糖質と離婚してください。