以下の実験結果は、ランニングが必ずしも減量に効果的ではないことを示すものですが、これは個人的にも経験しています。長時間のランニングは、手足を細くし、お尻をそぎ落としますが、お腹を引っ込ます効果はありません。確かにカロリーを消費させることはできますが、速筋繊維が減少するので、基礎代謝量の少ないエコカータイプの体になってしまいます。また見た目もお尻の筋肉が削られるため、いわゆる「老人体型」になってしまいます。特に中高年の人は、積極的に行うべき運動ではありません：
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81人の肥満女性たちに、1日30分のランニングを週3回ずつ続けてもらった
運動のレベルは最大心拍数の80％ぐらい
12週間後の結果、すべての被験者の心肺機能がアップしていたのは良かったものの、およそ70％の女性は実験前より体脂肪が増えていた。
研究者いわく、「体重が増えた女性は、無意識のうちに食事の量が増え、逆に運動量を減らしてしまったのだろう」
この実験でダイエットに成功した被験者もいたが、ランニングで痩せる人と太っちゃう人の違いについては、各種のデータを調べてもよくわからなかった
ただし、ランニングでダイエットできた人たちは、最初の4週間でハッキリとした体重の減少が見られ、その後も体脂肪が減り続ける傾向が高かった。