心筋梗塞の原因

動脈硬化

 

心筋梗塞の一番の原因は動脈硬化です。動脈硬化は、心臓から身体中に血液を送る働きを持つ動脈が硬くなり、血管がもろくなる病気です。

 

動脈硬化には、「細動脈硬化」「粥状動脈硬化」(アテローム硬化)の2種類があります。一般に知られている動脈硬化は粥状動脈硬化のことを指し、狭心症や心筋梗塞を招きます。

 

動脈硬化になると、心臓へ栄養を送る冠動脈の流れが悪くなり狭心症や心筋梗塞が起こりやすくなります。また、脳の動脈が詰まって脳梗塞を引き起こすこともあります。

 

動脈硬化の症状はむくみや頭痛、動悸、息切れといった日常的に見られる症状のため、自分でも気がつかないうちに進行してしまいます。