心筋梗塞について

心筋梗塞は、動脈硬化が進行して冠動脈に血栓(血液の塊)が詰まり、心筋が壊死して激しい痛みを引き起こすとても怖い病気です。心筋梗塞の発作には起こりやすい時期や時間帯があります。

 

 

心筋梗塞が起こりやすい時期とは?

 

冬は夏よりも心筋梗塞を起こす確率が1.5倍高いといわれます。寒さで血管が収縮しやすくなるからです。血管が収縮すると血流が悪くなり、血圧が上がります。加えて、血管壁に溜まったコレステロールの塊がはがれて血栓になり、狭くなった血管内腔に詰まりやすくなります。

 

 

心筋梗塞が起こりやすい時間帯とは?

 

心筋梗塞が起こりやすい時間帯といわれているのは、起床後の身体が徐々に目覚める8時~10時頃と、疲労が蓄積されている20時~22時頃です。飲酒後も起こりやすくなります。

 

 

早朝や飲酒後は、脱水症状が心筋梗塞の引き金になりやすいタイミングです。起床時や就寝時、飲酒後には必ずコップ1杯以上の水を飲むようにしましょう。