白米 VS 玄米

体づくりのための炭水化物源を比較

 

トレーニング後には、白米のような消化・吸収の速い炭水化物(食物繊維や脂質が少ないため)を摂ることが重要です。インスリンレベルを急増させ、それによってアミノ酸を筋肉に速やかに送り込み、回復をうながすことができます。また、白米のほうが玄米よりも鉄の含有量が多いのです。鉄は酸素を全身に送り込むために重要な栄養素です。

 

トレーニング後を除く1日の大半の時間帯では、白米ではなく玄米のほうが良いでしょう。摂取した炭水化物が脂質として蓄えられにくいからです。玄米は消化・吸収がゆっくりと進む複合炭水化物で、白米の4倍の食物繊維が含まれています。食物繊維を多く摂ることは、腸の活動を高めて便通を整え、結腸癌などのリスクを低下させるといった効果をもたらします。