炭水化物について、まとめ

 

これらの内容からみても、やはり糖質は「真の悪玉」ではないと言えます。問題児はむしろ、糖類です。

 

糖質の中で糖類と呼ばれるのは、ぶどう糖や果糖などの単糖類と、砂糖などの二糖類。スイーツ類や果物好きの人は要注意です。

 

「人間の体には糖質は不要」といったことを主張する人がいますが、これは正解とは言えません。その証拠に人間の体は糖質が入ってこなくなると自ら糖新生を行うからです。もし、糖質が不要であれば、このような作用は起きません。不要ではありませんが、過剰はダメ、ということです。

 

短期間に減量したい場合は、確かに糖質(と塩分)の摂取は大幅に減らした方が良いでしょう(腎臓や肝臓に問題のある人は極端な糖質制限はやるべきではありません)。

 

減量に限らず、過剰な糖質は残念ながら良い結果はもたらしません。あ、それとアルコールもね、、、

 

とは言え、長期間にわたる禁欲的な制限は大なり小なりストレスを生み出します。ストレスは人体に大きな悪影響を及ぼします。例えば心臓。ストレスは心臓にとっては最悪の要因と言われています。

 

糖質に限らず、我々が食する食材で「完璧」なものはありません。野菜、果物、肉類、魚介類、乳製品、穀類,,,,etc

すべての食材は遺伝子操作、農薬、汚染などの影響を受けています。慎重に選択することは重要です。が、いくら慎重に選択しても、完璧な食材を選ぶことは不可能です。

 

やるだけのことをやったら、あとは神経質にならないで、美味しく楽しく食べましょう。ワークアウトも同様です。考えて行うことは確かに重要です。

でもワークアウトが始まったら、考え過ぎないようにして、無心で行う方が結果は出ます。

 

食事にしても運動にしても、過剰なやり方は逆効果です。

 

楽しく明るく前向きに食べて、適切にワークアウトをしましょう!