伸張性収縮は筋肥大に有効か?

ある実験結果では、短縮性収縮だけではなく伸張性収縮も筋肥大に有効である、という報告がされています。これは伸張性収縮の時の方が動員される筋繊維の数が少ないためとされています。つまり、ウエイトを戻すときは、さっと戻さず、なるべくゆっくり耐えながら戻した方が良い、ということのようです。

 

 

しかし、この説に対して疑問視する声もあります。ゆっくり時間をかけて戻すと、1セットにかかる時間が長くなり、その結果、有酸素運動になってしまうことが考えられます。

 

 

そう考えると、伸張時のときも速く戻して、無酸素状態を維持するようにして速筋繊維のみを鍛える方が筋肥大には有効であるように思われます。