ハードに汗を流した後の冷たいビールは最高！なんてな気分になる時もありますが、筋トレ後の体にアルコールが与える影響についてはちゃんと知っていますか？
今回は、アルコールが筋トレで疲れた体に与える影響と、筋トレマンの為の賢い飲み方をアドバイスしていきます！
テストステロンの分泌を抑える
筋トレで分泌される男性ホルモン「テストステロン」には、筋肉を増やして体脂肪を燃焼させるスゴい効果がありますが、アルコールを摂取すると分泌にブレーキが掛かってしまいます。
筋トレ後はテストステロンの分泌は増えますが、その後に飲酒してしまうとその努力も台無しです。
筋肉を増やして脂肪を燃やす以外にも、テストステロンは心と体にとてもいい影響をもたらします。
筋肉を分解するホルモンが増える
テストステロンの分泌量にブレーキが掛かるのに加え、「コルチゾル」と言うホルモンの分泌量が増え始めます。
コルチゾルには、筋肉を分解して体脂肪を蓄える働きがあるので、テストステロンの減少と合わせて筋トレの効果を打ち消してしまいます。
肝臓への負担が大きくなる
アルコールを分解する為に働く内臓と言えば肝臓ですが、実は筋トレで疲れた筋肉を修復するためにせっせと働いているのも肝臓なのです。
特に筋トレ後は筋肉の修復作業が盛んに行われているので、そこにアルコールの分解までさせようとすれば、もちろん効率は下がり負担を倍増させることになります。
アルコールの分解でタンパク質が消費される
筋肉を成長させる為に必要な栄養素と言えばタンパク質ですが、実はアルコールの分解にも必要な為お酒を飲むと体内で大量に消費されていきます。
筋量を増やすためには１日に大量のタンパク質が必要ですが、お酒を飲むと分解の為に必要量が増えるので、効率よく筋肉に栄養が届けられなくなってしまいます。
結果を出したければ、付き合い等でどうしても飲まなければいけないとき以外は、お酒は止めるべきです。