腎臓がんは50代~70代に発症する人が多い

腎臓がんの発生は50代からがほとんどです。そこから60代、70代と上がるごとにその発生率も高くなります。5070代の腎臓がん発生率の平均年齢は62歳となっています。

 

 

 

50代から70代は腎臓がんの発生率が高い年齢層ですが、やはり女性よりも男性のほうがより注意が必要です。

 

男性は女性よりも腎臓がんの発生率が23倍と高く、そのうち「喫煙者」に限るとその発生率は非喫煙者に比べて2倍になります。「高齢の喫煙者」は要注意ということになります。

 

 

また、腎臓がんは家系的なリスク(遺伝的なリスク)もあるようで、腎臓がんの発生しやすい家系、または過去に家族で誰かが腎臓がんを患ったことがある場合も注意が必要です。

 

成人が発症する主な腎臓がんは「腎細胞がん」と「腎盂尿管がん」であると説明しましたが、いずれの場合も高齢男性の発生率が高いです。

 

 

「腎細胞がん」の場合、肥満・喫煙・高血圧といったものが発生リスクを高めます。

 

特に喫煙はそのリスクを大きく高める要因になりますから、予防という意味ではまず禁煙をすることが重要になります。

 

肥満体の場合も、ダイエットや食生活を見直してできるだけ体重を落とすことをオススメします。

 

「腎盂尿管がん」も50歳から70歳代での発生が多いですが、やはりそのなかでも高齢男性のほうが発生率は高くなります。

 

確率でいっても女性よりも2倍の数値です。腎盂尿管がんの場合も喫煙が大きなリスク要因となります。

 

 

高齢になると高血圧になりやすいですから日々の血圧にも注意が必要です。