気づかないうちに進行している肝臓がん、症状

<黄疸や皮膚症状>

 

皮膚や白目が黄色くなることで判明します。

 

ものが黄色っぽく見えたり、皮膚全身のひどいかゆみ、全身がだるい症状などをともなうことがあります。

 

手のひら、例えば親指の付け根などが赤くなる紅斑、足を広げたくものように血管が広がったクモ状血管腫が出ることもあります。

 

<手足の症状>

 

浮腫みやバチ指(指の先端が太鼓のバチのように丸くなった状態)

 

<腹部の症状>

 

腹水がたまると腹の周りが大きくなり、プロポーションも変化します。

 

寝るときも息苦しさを覚えてくることもあります。

 

 

 

<肝性脳症による意識障害の発生>

 

肝臓では体内で生成されるアンモニアなどの有害成分を分解する解毒機能が備わっていますが、肝機能が低下してこの解毒作用が著しく低下するとアンモニアなどの有害物が血液にのって全身を循環します。

 

それらが脳に達して有害物質が蓄積されることで様々な症状が出てきます。

 

昼夜逆転、異常行動などが見られ、さらに進行すると意識障害に進行します。