癌は治る?その4

ガンは大きく分けて、二種類のものがあり、一つは肉食過剰によって出来るガンと、もう一つは三白(白米、白砂糖、精製塩と化学調味料)過剰で出来るガンとがあります。
肉食過剰のガンは、別名「精力過多のガン」と言い、欧米人の多いガンです。ところが今日では、食肉文化が日本にも押し寄せ、日本人の腸癌などの多発は、こうした肉食過剰によるものです。
 また、三白過剰のガンは、「無力性のガン」と言い、白米主義の日本人に多かったガンです。胃癌が多発した原因を考えますと、その病因は白米であり、それに続いて白砂糖や精製塩や化学調味料が犯人だったのです。
そしてガンは一般的な誤解から、先祖からの遺伝と考えられていますが、ガンはもともと遺伝というよりは、体質の似通った父母の肉体を受け継ぎ、その改善されない体質をベースに出来た硬い腫瘍に過ぎないのです。
 肝臓でも腎臓でも、その他すべての臓器にはその症状として末尾に「腫」「膿」「炎」「毒」という文字が付きます。これは血液と密接な関係があることを現わしています。
つまり、癌患者の場合、断食や少食を実践すると、次第に縮小し、それがやがて溶けて血液に戻りますから、こうした毒素は白血球などと共に吸収され、血流に運ばれて、排泄器官に排除されるということになります。