癌は治る?その3

健康な細胞の総ては、赤血球から造られます。
 皮下脂肪、骨髄脂肪、筋肉、肝、脾、脳神経細胞などの体組織や細胞は、数十個の赤血球が融合し合い、それが質的転換することによって出来上がったものです。
 したがってガン細胞も体組織の一つですから、もちろん赤血球から出来ています。
現代医学が「ガン細胞は分裂増殖する」としている、こうした見解は、医学に疎い大衆層に「癌イコール死」というイメージを抱かせて、執拗に混乱させている現実があります。
 またこうした事によって、ガン研究やその対策が阻害され、致命的な誤解を招いているという実情があります。

 特に、断食をしたり、少食を徹底した場合、ガン細胞は血管内の赤血球の方に逆戻りして、正常細胞へと善導する働きを現わします。これを「逆分化」と言います。
 こうした特性を十分に生かし、ガン組織を赤血球に逆戻りさせてこそ、本当の癌治療ではないでしょうか。

 赤血球から出たガン細胞は、断食や純正自然食品の少食に徹した食餌法で、比較的速やかに赤血球へと戻る性質があります。今日の現代医学は、ガン細胞に限り、自然治癒は働かないとしていますが、これは一般的見解の大きな誤解であり、赤血球の逆戻り現象は、自然治癒が備わっているからこそ、こうした特性を示すのです。
 すなわち、完全植物性の玄米及び純正野菜による自然食品を主体にした食餌法を徹底することによって、血液を浄化する浄血法を試み、抗癌剤の投与や、外科的切除をせずに、ガンを自然消滅させることこそ、本当のガン治療なのです。