牛乳は体に良い、というデマ情報、その2

牛乳に含まれる蛋白質の大部分は人体に不要なカゼインです。このカゼインを摂取すれば、当然の如くアレルギー反応を引き起こします。こうした医学上の事実が横たわりながら、多くの人は牛乳神話に入れ上げるのでしょうか。

 

このような神話の裏にはテレビなどを通じた食番組や、それを一段アップさせた食品産業提供のグルメ番組が上げられます。こうした番組にはNHKはおろか、民放までが著名な料理人や栄養学者を出演させ、権威で庶民を愚昧化する巧妙な工作が行われているからです。

料理人や栄養学者は牛乳のカルシウムに眼を付け、これを強調します。ところが牛乳の大きな欠点は、ミネラルの組成が人体向きでないのにもかかわらず、これは隠されたまま、牛乳のカルシウムを中心にした、ビタミンB12、パントテン酸、鉄分、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB2の栄養所要量を取り上げ、こうしたものの優秀性を強調します。またドコサヘキサエン酸(DHA)やリノール酸の配合も忘れずに付け加えます。

 

つづく