ネット上には「お酒を飲むと脳細胞が死滅する」という情報が見受けられますが、本当でしょうか?
死亡した人の脳を調べてみると、お酒を飲んでいた人と飲まなかった人の脳を比べた時に、特に違いは見られなかったようです。
このことから、「アルコールで脳細胞は死滅する」と簡単には言えなそうです。
しかし、こういった研究結果もあります:
アメリカのニュージャージー州にあるRutgers大学によると、アルコールによって海馬の脳神経の生産率が下がったとのことです
(この研究対象はマウスです)。また、シラフな状態に戻ってからも生産率(回復)が約40%も落ちていたということです。
この研究をしたMegan Anderson氏は「アルコールを頻繁に摂取すると、学習能力が落ちていく危険性がある」と示唆しています。
実際、お酒を飲むと良い気分になって細かいことが気にならなくなります。それがストレス解消ということになるのでしょうが、
これって、脳が麻痺している証拠。人によっては、お酒の席での出来事を、翌日きれいに忘れてしまう人もいます。
やはり、100歩譲ったとしても、アルコールが身体に良い影響を及ぼすことはないと思われます。
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