診断結果に対する不信感  その2

本人にしてみると、どうしていいかわからないなかで、どれかを信じるしかない。そこで、それぞれの病名を診断した先生たち一人ひとりをインターネットで調べ、どの先生の評価が高いかを比べるようなことまでするわけです。

 

 

 

本人にとっては激痛で「軽度」ではない、しかし、レントゲンやMRIなどの画像検査では頸椎の器質的な異常が「軽度」だと診断される、ということなのです。

 

この場合、心因性による痛みである可能性が大きいかもしれません。

 

 

 

腰痛のなかで85%が心因性の可能性があるといわれています。

 

パーソナルトレーニングで対応させていただく腰痛のクライアントのなかにも、かなり高い確率で心因性によるものがあると考えたほうがいいかもしれません。

 

 

 

心因性による痛みの可能性を見過ごすと、「軽度頸椎ヘルニア」と診断された方が、専門医に対して不信感を持ったのと同じようなことが、トレーナーに対しても起きる可能性があるので注意しないといけません。