ゴミを分解して捨て、恒常性を保っています

細胞内で不要になった物質を処分するのはリソソームです。厚さ0.0060.008マイクロメートル(1μm1mm1,000分の1)の膜に囲まれた直径0.4μm程度の小さな袋です。この袋の中には、多くの強力な酵素が詰まっています。白血球が取り込んだ細菌やその他の異物、毒物などもリソソームの酵素によって分解されます。

 

 

 

このように細胞はタンパク質やエネルギーを作ったり、不要なものを排除したり、生命活動に不可欠な働きを担っています。さらに細胞膜は、細胞内外の物質の出入りを調整して、細胞の中の恒常性を保っています。