ランニングは危険!その1

日本のランナー人口は1000万人を突破し、まさに空前のブームだが、本当に大丈夫!? 走りすぎると、健康どころか死に至る!!

 

 ランニング人口は今や1000万人を突破し、国民的マラソン熱は高まるばかり。お金もかからないし、ダイエットにもなるし、健康にもいい――。いいこと尽くしかと思いきや、実はとんでもない危険が潜んでいます。

 

 内科・循環器科の専門医でもある石蔵文信・大阪樟蔭女子大学教授によると、「マラソンやハードなランニングは健康にプラスになるどころか、寿命を縮める恐れもある」という。「ジョギングなどの適度な有酸素運動は健康にプラスになりますが、無酸素運動の比重が高いマラソンは心臓や血管に大きな負担をかけます。特に動脈硬化が進む中高年には、お勧めのスポーツとは言えません」(注記:個人的にあhウォーキングがお奨め)

 

 スポーツ医療関係者によると、「市民マラソンで心肺停止状態になるケースは、かなり多い」のです。

 

 実は、ランニングが命を縮めることは、様々な医学研究でも報告されています。 英国の医学誌『ハート』は、アメリカの心臓専門医が30年にわたり、5万2600人に行った追跡調査を報告しています。これによると、週に32~40キロのランニングをしている人は、それ以下の人と比べて死亡率が高かったとのことです。また、別な追跡調査によると、ジョギングする運動習慣を持っている人は大幅に死亡率が低かったが、自転車ぐらいのスピード(時速13キロ)でランニングする人は死亡率が高かったのです。

つづく