食事で癌を予防

 

私たちの体は食べ物でできており、食べ物は健康状態に大きく影響します。


癌治療の基本は三大療法といわれる手術(外科療法)、薬物療法(抗癌剤治療)、放射線療法ですが、癌に関連する食事や食べ物を知り、癌を予防しましょう。

 

日本人の死亡原因の第 1 位となっている癌が発症する理由として、免疫力の低下が挙げられます。しかし、食品のなかには人の免疫機能を向上させる効果をもつものがあるのです。

 

癌と免疫力の関係

ここ 30 年ほどにわたって日本人の死亡原因の 1 位となっているのが癌です。死亡原因全体の 30 %を占め、2 位の心疾患が 15 %程度であることを考えると圧倒的に多いと言えます。

 

その癌の発症に大きな影響を及ぼしているのが免疫力です。

 

これは、人の身体にウイルスや細菌が侵入してきた際にそれらに対抗するための抵抗力のことです。免疫力が高ければウイルスや細菌の活動を抑えることが可能で、様々な病気の発症を防ぐことができるのです。

 

癌細胞は、健康な人の体内にも存在すると考えられています。しかし、癌細胞が癌組織に進行しなければ発症することはありません。この進行を抑える役割を果たすのが免疫です。免疫細胞が癌細胞に対する抵抗を行って増殖を防ぎ、癌組織に進行することを防いでくれているのです。つまり、癌を発症するかどうかを分けるのは個人が持つ免疫力なのです。