加齢に伴って身体能力は低下していきます。能力の低下は残念ながら一人の例外もなく皆に起きますが、その速度は運動量と運動の質、そして栄養によって大きく左右されます。
加齢に伴って低下する主な事項は以下のとおりです:
ホルモン産生(テストステロン、エストロゲン、成長ホルモンなど)
最大酸素摂取量
骨の強度と密度
神経系の能力
筋量、筋力
バランス
視力
聴力
柔軟性(可動域)
逆に加齢に伴って増える事項は:
体脂肪
安静時およびトレーニング時の心拍数
日常生活における他者への依存(要介護)←重要!
上記を考慮に入れて、老化速度を遅らせるためのトレーニング&栄養を中心とした生活を送る必要があります。
これらを怠ると、いわゆる「要介護」状態となります。
正直、要介護になってしまうと、勿論個人差はありますが、一般的には「復活」させるのは非常に難しくなってきます。
大切なのは、「自分は要介護にはならない、最後まで元気で健康的な生活を送る」といった強い意志をもって、壊れる前から老化対策を始めることです。
日本人は他人に頼り過ぎます。これではダメ。
壊れてからでは手遅れです。
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