ランニングは40代前半位まで??その3

年齢が上がってくると、瞬発力、スピード、柔軟性、可動域、危険回避能力、判断力などが低下してきますが、同時に心肺機能も落ちてきます。しかし、持久力は他の能力よりは維持することが比較的容易であると言えるでしょう。

 

 

 

そこでランニング、ということになるのですが、前回書かせていただいたように、キロ3分台~4分台のペースは明らかに心臓には良くありません(まあ、中高年でキロ3分台でフルマラソンを走れる人は滅多にいないですが、、、)。40代を過ぎたら追い込むようなランはお薦めしません。

 

 

 

次にジョキングですが、これは例えばキロ6分台~7分台で10kmとか20kmとかを走れば、確かに心臓に過大な負荷をかけることなく、持久力を維持することができます。しかし、ジョキングだと、心臓に素早く負荷をかけることができません。そのため、ちょっと大きな負荷(階段を上る、スクワットなど)が瞬時にかかると動悸を起こすことになります。

 

 

 

そこでインターバルトレーニング、例えば200mウォーキング→100mダッシュ→200mウォーキング→100mダッシュ、、、といった練習が有効になってきます。100mでも全開で走るので心臓に素早く負荷をかけることができ、腕も脚も大きく振り出すので可動域も広がります。

 

 

 

また歩く距離を多めにすれば心臓を疲弊させることもありません。勿論、距離は各自のレベルに合わせたものでなければいけません。ダッシュも決して無理のない範囲で行います。

 

 

 

ただし、この練習、循環器に問題のある人は絶対にしないでください。循環器および膝に問題のある人は、ウォーキングが一番良いです。

 

ウォーキングでは、フォームも綿密にチェックすることができるので姿勢を矯正するのにも役立ちます。つづく